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#リテールAI

世界初、店内カメラと連動したダイナミックプライシング技術

トライアルグループ広報
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トライアルグループの広報チーム

前回の「トライアルGO脇田店 in みやわかの郷(以下、トライアルGO脇田店)」に関する記事では、主に決済技術に書いて紹介をした。本店舗のもう1つの目玉が、世界でも初の試みとなる”商品の自動値下げ”だ。
※2022年4月「トライアルGO脇田店 in みやわかの郷」オープン時点/ 自社調べ

〈リテールAIカメラ〉

トライアルのスマートストアでは店内に「リテールAIカメラ」を設置し、マーケティングに活用している。そしてリテールAIカメラが持つ大きな役割が、”棚の商品の状況をウォッチできる”ことだ。導入当時は欠品感知に役立てていたが、これまで導入を進めてきた中でAIカメラの設置が必要な場所が判明してきたため、その場所に特化して導入を進めている。

〈自動値下げ〉

現在はトライアルGOに特化してAIカメラを導入しており、自動値下げに役立てている。具体的にはトライアルGOに設置されたAIカメラは売り場の電子棚札と連動し、AIが20%、半額といった値下げを行い電子棚札の表示を変更する。弁当類の売れ行きを踏まえてAIが売れ残りを判断。商品に貼付された値札は変わらないが、バーコードの情報が変更されているため、リーダーで読み取ると値下げが反映された形になる。

トライアルGO脇田店の店内は300坪の広さに関わらず、上記のようなシステムを活用すれば1,200坪の店舗と同等の品揃えが可能になることが見込まれており、店舗をまたいだシームレスな運営の実現が期待される。

従来にない小売りの在り方が次々と宮若の地から生まれていく。トライアルだけに留まらず、メーカー、卸、生産者など関係者一丸となってまだまだやれることは多そうだ。