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トライアルがこだわり続ける“食”が新たな試みへ。5店舗の飲食店が並ぶフードパークを福岡県新宮にオープン!(前編)

中野亘
中野亘
株式会社トライアルフードパーク 常務執行役員

2024年11月29日、トライアル初となる複合施設「新宮フードパーク」がメガセンタートライアル新宮店2Fにオープンした。トライアルはこれまでもレストラン「グロッサリア」や、懐石料理「虎白」、フランス料理「颯香亭」などさまざまな飲食事業を展開しており、食分野の探求を日々続けている。今回は新宮フードパークのオープンにかける思いや施設のこだわりについて、責任者の中野に話を聞いた。

―新宮フードパークをオープンしようと思ったきっかけを教えてください。

中野「食にこだわるトライアルとして”価格以上の「おいしさ」”をお客様によりお届けできる場をつくりたい、という思いが一番にありました。近年食事というものの在り方が大きく変わっている実感があり、スーパーなどで買った素材を調理するだけでなく、家で簡単に調理できるキットやクオリティの高いお惣菜など、一人ひとりの働き方や生活習慣に合わせて多様なニーズが生まれています。

トライアルはグループ会社の明治屋を筆頭に、お客様のニーズに合わせた商品提供に力を入れています。店頭に並ぶお弁当やおにぎり一つとっても、プロの職人が日々研究を行い、価格は抑えつつもお客様に満足いただける商品を常に考えています。今回の新宮フードパークを通じて、トライアルの食へのこだわりをぜひ知ってもらえたら嬉しいです。」

明治屋についてはこちら

いつからオープンの構想を練っていましたか。

中野「今年の5月ごろなので、およそ半年でオープンすることができました。元々メガセンタートライアルという場所があったこと、また飲食事業に関するノウハウを持つ職人も一定数いたため、スピード感を持って実現できる環境が整っていたのは大きいですね。」

―施設自体のコンセプトや概要を教えてください。

中野「新宮フードパークのコンセプトは「驚きと感動のごちそう空間。」です。カレー・ラーメン・寿司・焼肉・ハンバーグ/スイーツを提供する計5店舗があり、それぞれ熟練の職人が監修した出来立てのメニューをお楽しみいただけます。本格的な味ながら、日本人が好む定番のジャンルを揃えており、年齢問わず多くの方がご利用しやすい空間を意識しました。

新宮フードパークでは、食材や鮮度にも特にこだわっています。例えば、魚寅では、地場の魚や天然魚へのこだわりに加え、産地へ赴き調達した新鮮な魚を使用して職人が握りたてを提供しています。また、グロッサリアでは、毎日挽きたてのひき肉を使用するなど鮮度にこだわって提供しています。

また価格面も、味を落とさない範囲でできる限り抑えられるよう工夫しています。メガセンターの2Fにあることから、お買い物の合間にも気軽に立ち寄っていただけるよう、1,000円以内で楽しめるメニューも多く取り揃えました。」

後編に続く


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