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トライアルホールディングス初となる他企業への自社製品納入「アルク到津店」でのスマートショッピングカート運用実証実験 “利用率20%“の目標達成 好結果を踏まえ、スマートショッピングカート外販加速へ

株式会社トライアルホールディングス傘下の株式会社 Retail AI(本社︓東京都港区、代表取締役 永⽥洋幸 以下、Retail AI)は、⾃社開発したスマートショッピングカート※1を、株式会社リテールパートナーズ(本社︓⼭⼝県防府市、代表取締役社⻑ ⽥中康男 以下、リテールパートナーズ)傘下の株式会社丸久(同本社、代表取締役社⻑ ⽥中康男 以下、丸久)が運営するスーパーマーケット「アルク到津店」(福岡県北九州市)に納⼊し、同店で2020年7 ⽉9 ⽇(⽊)から運⽤実証実験を行って参りました。この度、「アルク到津店」でのスマートショッピングカートの利用率が当初の目標であった20%を達成したことをお知らせします。

「スマートショッピングカート」はセルフレジ機能を搭載したショッピングカートです。専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するタブレット端末を操作することで、通常のレジをスルーし、キャッシュレスで会計を済ませることができます。また、売場でスキャンした商品に応じたレコメンド機能やその場で使えるクーポンを表示するなど、新たな買い物の仕方をご提案します。レジ待ちの時間を大幅に短縮すると共に店舗オペレーションの省力化を実現します。

 利用率20%達成により、有人レジ1台分のお客様の決済をスマートショッピングカートで代替できる計算になり、スマートショッピングカート導入の費用対効果がリテールパートナーズ社の基準をクリアしました。また、スマートショッピングカート利用者の月間買上額が導入前後で7.0%増加したほか、は有人レジと比べた生産性※は14.9%高いとの結果が出ています(※有人レジ1時間あたり客数に対する、スマートショッピングカート1時間あたり客数を比較)。実証実験におけるこれらの好結果と若干の課題を踏まえ更なる生産性の向上を目指すリテールパートナーズ社では「アルク到津店」でのスマートショッピングカート運用継続に加え、福岡県の別店舗へのスマートショッピングカート導入(2021年4月予定)を計画しています。

スマートショッピングカートは、トライアルグループが運営する店舗では既に23 店舗で合計約2,500 台が稼働しています。トライアルグループ外では初めての導入店舗となった「アルク到津店」においてスマートショッピングカートが生産性向上に寄与したことに自信を得、Retail AIでは今後さらに外販を推進して参ります。

※1…丸久におけるスマートショッピングカートの呼称は「レジカート」です。